こんにちはToraです。
以前こちらの記事で鬱病になるまでを紹介しました。

今回は私が鬱病を克服した時の話をします。
「こうすれば治りますから是非やってみてください!」というものではありません。
あくまでも一例としてご覧頂ければ幸いです。
この記事を読むことで
・ある一人のコミュ障がどうやって鬱病を克服したかが分かります
鬱病を克服するまで

治療について
・抗うつ薬を服用
・定期的なカウンセリング

本当に薬なんかで効くの?
と半信半疑でしたが、しばらくすると症状は軽くなっていきました。

薬ってすごい!
薬はもちろんですが、個人的にはカウンセリングが良かったと思います。
会社でも否定され続けてきた自分でしたが、カウンセラーの方は一切否定せず話を聞いてくれました。
気付けば泣きながら話を続けていました。
こんなにボロボロになっているのに「会社に迷惑をかけてしまわないだろうか」「家族が心配しないだろうか」そんなことばかり話てました。

あなたは相手のことを考えられる素晴らしい人です。
だからこれ以上、自分のことは否定しないであげてください

焦らないで大丈夫ですよ。
今は少し疲れてるので無理せず休みましょうね
誰かに話を聞いてもらうことでこんなにも気持ちが楽になるのか、と驚きました。
仕事について
3日ほど風邪を引いたことにして会社を休みましたが、その後いつものように出社しました。
周りの人たちから

あいつはメンタルが弱いやつだ!

そんな奴はやめてしまえ!
と言われたくなくて鬱病と診断されたことは会社には言いませんでした。
本来は休職するか辞めるべきでした。
親にも「もう辞めなさい」と言われましたが、それでも仕事に復活することを決めました。
「辞めたら周りに迷惑をかけるかもしれない」
「辞めても辛い思いをするかもしれない」
「そもそもこんなコミュ障でメンタルが弱い人間なんて雇ってもらえない」
「まだ何の成果も挙げられていない」
「ここで逃げたらまたコミュ障の人生に戻ってしまうかもしれない」
そう思うと辞めるという選択肢は選べませんでした。
もちろん、医師は「休職すべき」と言っていましたが、私の意思を尊重し働きながら治療をすることになりました。
ただ、相当顔色も、表情も、言動も良くなかったんでしょう。
上司も多少気にしていたのか前よりも怒られなくなりました。笑

上司も人の気持ちがわかる人間だったんだな・・・
それでもしばらく売れなかったので怒られ、否定されることがありました。
「自分だけは自分を否定しない」
と常に思い続けていました。
なぜ克服できたのか?
・薬が効いた
・カウンセリングを定期的に行った
・セルフトークを毎日繰り返した
先ほども紹介しましたが個人的には薬とカウンセリングの効果が高かったと思います。
また鬱病にならないようにポジティブなセルフトークを毎日繰り返しました。
セルフトークについてはこちらの記事もご覧ください!

「大丈夫、自分ならできる」
「絶対に変われる」
「どんな困難だって乗り越えられる」
最初は全く効果はなかったですが、信じて毎日毎日続けました。
3ヶ月ほど経過した時に少しずつ前向きになっていることに気付きました。
そして、何かが吹っ切れました。
「上司に怒られたって別に死ぬわけじゃないんだよな」
「どうせ怒られるなら自分の好きなようにやってみよう」
「実績をつくって散々馬鹿にしてきた上司を絶対に見返してやる」
こう思うようになってから気持ちが楽になっていきました。
「何でこんなことになったんだ・・・」と過去を悔やんでも何も進まないので、「どうすれば売れるのか」「どうしたら楽しく仕事ができるのか」を考えるようにしました。
毎日自分ができたことを紙に書いて自己肯定感を高め、自分に自信が持てるようにしました。
鬱病と診断されて3ヶ月後にようやく実績をあげることができました。
鬱病になって思うこと

自分に合う薬、カウンセラーの方に出会えて運良く私は復活することができました。
でも、もっと早く誰かに相談すれば良かったと今でも思います。
私は働きながら治療をしていたこともあり、完治と言える状態になるまで1年近くかかりました。休職していたらもっと早く良くなっていたのかもしれません。
どうしてもダメならそこから逃げた方が良いです。
心が完全に壊れてしまってはいけません。
時間が経てば経つほど治療に時間がかかりますので、「少しでも変だな」と感じたら早めに心療内科にかかった方が良いと思います。

鬱病だって診断されたくないし、心療内科に行くのはちょっと気がひけるよ・・・
そんなことは一切考えない方が良いです。
私なんかよりももっと辛い思いをしている人はたくさんいると思います。
・決して自分を責めないでください
・すぐに誰かに相談してください
・ダメなら逃げてください
・ポジティブなセルフトークを続けてください
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